【限定製作】 即決・極稀★ナチス親衛隊中将、保安警察長官R・ハイドリヒ自筆サイン入書簡(1938年３月17日アンシュルツ直後)ーヒトラー 戦記、ミリタリー

ヒトラー政権下のナチスドイツにおいてヒムラーの親衛隊、警察組織のナンバー2であったラインハルト・ハイドリヒの非常に珍しい自筆サイン入りの書簡です。1938年3月17日付。併合したばかりのオーストリアでの特別委員に任命されたビュルケル(ウェストマルク、ウィーンの大管区指導者ガウライターで親衛隊中将)に宛てられたもので、ウェルナー・ベストを紹介した内容です。ハイドリヒの評伝『ヒトラーの絞首人 ハイドリヒ』200頁では、同じ日付で送られたビュルケル宛の書簡に言及されています。レターヘッドは「シェフ・デア・ズィッヒャーハイトポリツァイ(SD=親衛隊保安部長官)」です。後にこの組織はゲシュタポ他と共にRSHA(帝国国家保安本部)に統合され、ハイドリヒはその長官に就任します。ハイドリヒのサインには、珍しく“Ihr”と親愛の付記がなされており、その下には、ビュルケル自身のものと思われる鉛筆のサインが入っています。サイズは概ねA4判程です。

言うまでもなく、ハイドリヒは第二次世界大戦中、唯一暗殺されたナチス高官で、その葬儀は国葬にされました。大戦の途中で死去したこともあり、欧米ではハイドリヒのサインは他のナチ高官以上に珍しく、かなりの高額で取引されております。こちらのドキュメントは歴史的にも貴重なものです。