商品の詳細
題箋 無し
16.3×11.5㎝
【因みに】序・凡例・校合の人名については「早稲田大学図書館蔵本」の解説も参考にした。
【内題】俳諧古人五百題發句集
【内容】 古人五百題の發句を、目録の類題(部立)毎に並べ直したもの。
各丁の上段部分を四角に区切って、各「題」を示してある。
序 旭菴亀足 2丁
凡例 松露菴主人 (天明7年)丁未歳皐月 3丁
春之部目録 2丁
俳諧古人五百題發句集 春之部 南総 旭菴亀足・行雨窓瓜州校合 全40丁
夏之部目録 2丁
俳諧古人五百題發句集 夏之部 南総 旭菴亀足・行雨窓瓜州校合 全38丁
【因みに】出品本は、「春之部目録」に続いて「部立てで分類された發句」が続き、巻の中程に、改めて「夏之部目録」に發句が並んでいる。
が、「目録」が「春之部」に続いて「秋之部」があり、本文も「春之發句」に続いて「夏之發句」がある本もある。
二本を並べてみると、根拠には薄いが、後者より前者の方がかなり古い。
また、従来の「目録」→「發句」の並び(前者の本)では使い勝手が悪いと思って、後者の本は春夏の目録をくっつけたのかも知れない。
いずれにしろ、前者の方がオリジナル本のような気がする。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。